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MacとWindowsの選択肢

こんばんは。所長の辻です。

今日は永遠のライバルであるMacとWindowsについて語りたいと思います。

 

結論から申し上げると、使用用途によって選択肢が変わってきます。

良く見受けられるのがMacとWindowsがどっちが良いか悩み、結局どちらかを買ったがミスマッチだったと言うケースは多々あります。要は目的と手段が混同してしまった事がそもそもの問題点だと思います。

 

まず私の場合、両方使いますが使用用途が異なります。

Macの場合:個人用に使っており主にインターネット閲覧、メールの作成、iPhoneとの連携、Officeを利用した資料作り等

Windowsの場合:業務用に使っており、Officeでの資料作りは当然のこと、会計ソフトを利用した事務作業、Adobe Creative Cloudを利用したチラシ作成や写真修正、インターネット閲覧、メールの作成等

 

非常に似通っていますのでMacだけでも良いのではないかと言うのもありますが、私が使用しているMacはMac Book Pro (Early 2011) 13インチモデルなのでAdobe Creative Cloudを利用するには画面が小さすぎる上にパワー不足と言うのがあります。また会計ソフト、会計事務所との連携の関係上Windows版を使用しなければならないのでWindows PCを別途購入致しました。ちなみに使用しているWindows PCはマウスコンピューターのNシリーズです。このNシリーズに関してのレビューはおいおい書こうと思いますが、端的に言うと安い、早い、15インチサイズの割に軽い、光学ドライブが内蔵されていると自分が要求した仕様を満たしているので満足しております。

 

ではなぜ二刀流かと言う点ですが、遡るとフランス滞在中まで遡ります。

まだWindowsの国際化、多言語対応が進んでいない中、Macは

・海外サポート対応(フランス滞在中にバッテリー交換ができた)

・多言語対応(日本語、英語、フランス語などどの言語にも表示できる上にフランス語配列のキーボードで日本語が入力できる)

・フォントが美しい

・使いやすい

・初心者にもおすすめしやすい

と言うのがありました。特に母がインターネットの利用に興味を持っておりましたので、最初は安いWindowsパソコンを使わせてみたのですが何分にも

・フランスで買ったら基本フランス語版で日本語表示に変えられない(多言語非対応)

・フランス語配列のキーボードで日本語を入力するには色々と調整するところが発生してくる

・OS自体が不安定

・Windows自体がわかりづらい

と言うのがありMacを購入したと言う経緯があります。またその後、iPhoneを利用するにあたってはMacとの相性は抜群なので、Macを使い続けていると言うのがあります。

つまりここでの目的は海外でも日本語が問題なく使え、かつサポートも充実していること。手段がMacの導入だったと言うのが事の本質だと思います。

逆にWindowsがもっと早く多言語化対応されていればWindowsのままにしていたかもしれません。

 

そう言う経緯もあり個人用はMac、業務用はWindowsとなっております。まぁそのお陰で両方の機器やOSに対応できますし、多言語対応という点ではWindows PCにUbuntu Linuxを入れてデスクトップ環境を構築したこともあります。

正直、ネットしか使わないという方であれば無理にWindowsやMacではなくChrome Bookと言う手もあります。ベースがLinuxですので安定性は高いですし、何よりも安いです。ただ最近のプリンターは複合機になっているケースが多いので(というか家庭用はほとんど複合機というのが実情)スキャンとかしたいとなるとやはりWindowsかMacを導入したほうが良いかもしれません。(一部の複合機(特にHPとブラザー)はLinuxにも対応しています)

 

正直なお話ですが

・インターネット閲覧

・メールの作成

・Officeを利用した資料作成

・Adobe Creative Cloudを利用した資料作成

の程度であれば正直使い易い、あるいは使い慣れたほうが戸惑わずにすみます。

ただ、アプリ開発とか会計の様な事務処理となると異なってきます

・Androidアプリ開発であればMacでもWindowsでも可能だが、iOS用は基本Macでしかできない

・会計ソフトの場合、Freeeや弥生オンラインの様なクラウドサービスが利用できるのであればMac-Windowsのどちらでも使用可能だが、会計事務所指定ソフトがある場合は大半はWindows用にしか作られていない

・以前は開発環境は有料ではあるがVisual StudioなどがあるWindowsの方が優位だったが、最近はモバイル環境、特にスマートフォン利用者が多いのでMacの方が若干開発環境は整っている(Xcodeの存在が大きい)

・一部の特殊なソフトはWindowsのみにしか対応していない場合もある(例:カーナビのマップ更新ソフト)

 

なので以前は何かあればWindows一択という答えも可能だったのですが、これだけクラウド環境、モバイル環境、仮想環境などが整ってくると一概にどちらが良いとは言い切れません。なので使用目的に合わせて購入するのが一番かと思います。それにWindowsだとどうしてもセキュリティ対策(特にアンチウイルスやWindows Update)が気になります。それもあって当研究所ではKasperskyとEset、あとAvastもおすすめしています。

ただ、セキュリティーの事まで書いてしまうと非常に長くなってしまうので、この件については追い追い書ければと思っております。

 

最後になりましたが私のコンピューター使用歴をあげると

Windows系パソコン

・HP(デスクトップ、ノートパソコン、サーバー、プリンター(複合機も含む))

・Dell(デスクトップ、ノートパソコン、サーバー)

・自作パソコン(主にマザーボードはAsus、HDDはSeagate、CPUとグラフィックボードはAMDに拘っていました)

・Asus(ノートパソコン)

・Acer(ノートパソコン)

・IBM(デスクトップ、ノートパソコン、サーバー)

・Panasonic(ノートパソコン)

・富士通(ノートパソコンとサーバー)

・マウスコンピューター(ノートパソコン)

Mac

・iBook G3

・Mac Book Pro 13

と言う感じでしょうか。

あと使用してきたOSもリストアップすると

Microsoft系

・MS-DOS 4〜6

・Windows 2.0 〜10までのRT以外全てのデスクトップOS(もちろんあの悪名高きMeも経験しております)

・Windows NT3.51〜Windows 2008 R2までのサーバーOS

Apple系

・System 7.0

・Mac OS 8

・Mac OS 9

・Mac OS X 10.1、10.3、10.6以降の全てバージョン

UNIX/Linux系

・Red Hat (CentOS、Scientific Linuxも含める)

・Ubuntu

・Kali Linux

・Slack Ware

・等々

その他

・OS2 Warp

・Novell Netware

・Be OS

と言う感じです。非常に幅広く触ってきました。なので経験はそれなりにあると思いたいですね。

こうやって振り返ると随分色々なパソコンやOSに関わってきたなと言う気持ちです。

これらの経験が少しでも皆様に役立てればと思っております。